横浜馬車道皮膚科ペインクリニックの林理華です
昨晩、横浜ベイシェラトンで開催された『横浜西部皮膚科レーザー治療研究会』に参加してきました。
(横浜ベイシェラトンのB1エントランスにいるサンタさんです。ちょっとリアル・・・。)
この会は横浜市泉区にある国際親善総合病院皮膚科の山田裕道先生が主催された会です。
(私はクリニック休診日の水曜日(隔週)午前中に国際親善総合病院で外来診療を行っております。)
国際親善総合病院では2002年からアレキサンドライトレーザーによる脱毛・しみ治療を積極的に行っていらっしゃって、アレキサンドライトレーザーに関する論文をたくさん発表されております。
その症例数は3000例にものぼるそうです!
当院にもアレキサンドライトレーザーがあります。
開院するにあたり、クリニックに何のレーザーを導入しようか検討に検討を重ねました。
昨日の会でキャンデラさん(このレーザーの会社)の方のお話で、やはり開院当初に導入して良かった!間違いはなかったと思いました。
アレキサンドライトレーザーの特徴として以下の6点が挙げられます。
昨日のキャンデラさんのお話と山田先生のお話と私の考えをまとめてお話します。
①レーザー脱毛に使える。
今では980円でできる脱毛エステなどが宣伝されていますが、脱毛は医療行為です。
医療行為をエステなどで行うのは医師法違反です。
そしてトラブルを少なくする光脱毛が主流のため、1回のコストは低いので魅力的ですが永久脱毛に近い状態にするまでには時間とお金がかかります。
トラブルを少なくしているはずなのに、やけどなどのトラブルを起こして皮膚科を受診する例があります
有効でかつ安全な脱毛を皮膚科で提供する必要があります。
②シミ治療にも使える。
この点においては、シミといっても表在性のシミに限局されます。(深在性のシミは除外します。)
特に有効などは雀卵斑(そばかす)です。
③ダウンタイムのないレーザーフェイシャル治療ができる。
ダウンタイムとは、治療後に絆創膏などの保護をしなければならない期間のことを示します。
治療後にすぐにお化粧をしていただけるので、レーザー治療中ということが周囲の方に知られることがないまま綺麗になることができます。
最近はフォトフェイシャルが有名ですが、それと同じもしくはそれ以上の効果をレーザーで行うことができます。
(ただし肝斑は悪化させてしまうことから治療前には肝斑の有無を確認しますし、治療中に隠れていた肝斑がでてくることもあることから、皮膚の構造を理解した皮膚科専門医の判断力が必要です。)
④クーリングガス(DCD)がついているので、照射時の痛みを軽減することができる。
きれいになりたいけど、痛いのはだれでも嫌ですよね
痛くない、とは申しませんが少しでも軽減できるようにレーザー照射ごとにクーリングガスが噴射されます。
以降は使用する私たちの目線からですが・・・。
⑤使いやすい。
⑥壊れにくい。(実はこれが一番大事だったりします。)
当院では医療脱毛とレーザーフェイシャルを中心に使用していますが、その他にもいろいろな応用編があります。
長くなりましたので、アレキサンドライトレーザーが何故いいのか?応用編に続きます。
横浜馬車道皮膚科・ペインクリニック 林 理華
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